プログラミング教育の必修化に慌てていませんか?

最近、「お子さんにプログラミングを学ばせよう!」というチラシをもらうことが多くなりました。

文部科学省で小学校でのプログラミング教育の必修化が検討されていますが、その流れに乗って「学校で習う前にプログラミングを学習しよう!」という民間の取り組みがなされている所も多いようです。

「自分自身(親)もプログラミングはよくわからないし、子供が学校で苦労する前に学習させておきたい」などとお思いの親御さんもいらっしゃると思います。

うちの息子も数年前にプログラミング教室に行かせたことがあるんです。

実は、私としてはその体験は息子にとって失敗だったと思っているのですが、その時のことをお話ししたいと思います。

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プログラミング教室に通わせた私の失敗

今から2年前(2014年ごろ)、息子が小6の時の話です。

当時はまだ文部科学省からの話題は出ていなかったのですが、なんとなく見ていた子供向け講座のチラシに載っていた”プログラミング教室”に目が留まりました。

私自身がプログラミングが好きで子ども向けにどんな講座なのか興味があったことと、息子はゲームをするのが好きなのでプログラミングがきっと楽しめるだろうからぜひ一度経験してほしいと考え、せっかくなので息子のお友達も誘って3人で参加することにしました。(親子で参加してもOKな講座でした)

講座はタブレット端末(iPad)を使って”Progrun(プログラン)”という環境で、楽しく教えていただきました。

息子の友達は、目を輝かせて「これをこうしよう!ここをこうするにはどうしたらいい?」と先生や私に聞きながら積極的に取り組んでいました。

一方の息子は、黙々と作業をこなしてプログラムが目論見通りに動くと喜んではいましたが、特に次の発展的な作業をするわけでもなく、まるで”算数の式が解けただけ”というような感じでした。

息子自身もあとで「プログラミングはどんなものか分かったけど、別にもっと学びたいという気持ちはあんまりないなぁ」と言っていました。

う~ん、プログラミングが好きな私としてはなかなかのショックでした(泣)。

プログラミング教育の必修化という言葉に、焦らないで

おそらく、多くのお子さんはプログラミング教室に行けば楽しく学べることと思います。

でも中には息子のように、”興味がないとわかった”というお子さんや”プログラミングに苦手意識を持ってしまう”というお子さんもいるのではないかと思うんです。

プログラミング教育が必修化され、学校で行われる子供の段階に合わせた先生のご説明(動機付けも含めて)のもと、友達と一緒に学べは息子も興味を持ったかもしれません。

でも、親の興味本位で連れて行ったプログラミング教室。うちの場合は、失敗だったと思います。(息子の友達は成功でしたが。)

ですので、これからプログラミング教室の開催が加熱してくることと思いますが、焦らずお子さんが興味があるようであれば、参加させてあげてほしいなぁと思うんです。

また、一方でプログラミング必修化についての誤解も懸念されています。

以下は、文部科学省の”小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)”からの引用です。

○  小学校段階におけるプログラミング教育については、学校と民間が連携した意欲的な取組が広がりつつある一方で、コーディング(プログラミング言語を用いた記述方法)を覚えることがプログラミング教育の目的であるとの誤解が広がりつつあるのではないかとの指摘もある。“小さいうちにコーディングを覚えさせないと子供が将来苦労するのではないか”といった保護者の心理からの過熱ぶりや、反対に“コーディングは時代によって変わるから、プログラミング教育に時間をかけることは全くの無駄ではないか”といった反応も、こうした誤解に基づくものではないかと考えられる。

文部科学省・小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)より引用

”保護者の心理からの加熱ぶりや”という表現には、思わずドキッとしてしまいました(汗)。

お仕事に家事に子供のことに・・・働くママはとても忙しいですが、”プログラミング教育の必修化”と聞いて焦ってお子さんをプログラミング教室に行かせる前に、ちょっと立ち止まってまずは文部科学省のプログラミング教育の目的を理解してみませんか?

上記の文部科学省”小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)”に詳しく記載があります。

内容はとても難しいのですが、

プログラミング教育のねらいは、プログラミング的思考を育成すること
プログラミング的思考とは論理的・創造的思考力を指し、
これを育成することで問題を発見し、解決していく力をつける

ということだと、私は解釈しました。

以上から、”小学校でのプログラミング教育必修化”という文言に焦らず、今後の動向にも注目していきたいと、一保護者として思っています。

おまけ

話は変わりますが、Minecraft(マインクラフト)というゲームをご存じですか?

これも息子が6年生のときにやり始めたゲームなのですが、最近このゲームアプリが注目を浴びているそうです。

ブロックで構成された世界を自由に歩き回るゲーム。道具やブロックを組み合わせて論理回路や機械的な仕掛けを作れる。子供の想像力や問題解決能力の育成への効果が期待できるとして教育分野での活用例が増えている。

日経パソコン2016.11.28号より引用

だそうです!

息子は当時、友達5~6人で集まってそれぞれのタブレットを操作しながら、Minecraftで協力してジェットコースターを作っていました。「むずっ」と言いながら友達と一緒に言わば”工作”をしてる様子を見て、「いつまでも子供のままだわね」と内心笑っていたのですが、そんなすごいアプリだとは思いもしませんでした(苦笑)。

ちなみに当時は700円程度でダウンロードできたのですが、現在は値上がりしているようです。

パソコン、タブレット、スマホ、ゲーム機などいろいろな端末に対応しているようなので、興味のある方は試してみてくださいね。

プログラミング教室ではいまいち食いつかなかった息子ですが、このMinecraftにはのめり込んでいました!

やはり楽しく学べるのが一番、お子さんに合ったやり方に出会えると良いですね。

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