「送迎付き病児保育」ができるかも?!

2016年2月16日の福井新聞にこんな記事が掲載されました!福井県の2016年度当初予算案として計画されている事業です。

朝、新聞を開いた瞬間にこの記事が目に入り、とても驚きました。

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「送迎付き病児保育」誕生か?!

福井新聞の記事を抜粋します。

急病児 看護師がお迎え

県、病児保育施設に補助
新年度 子育て、仕事両立へ

仕事でお迎えに行けなくても安心ー。福井県は、保育所で園児が急に発熱した際などに、病児保育施設の看護師らが親に代わって迎えに行くサービスを新年度から始める。

~中略~

県の補助事業と併せ、国も保育所から施設に送迎する看護師の人件費や交通費について16年度予算案に補助金の充実を盛り込んでいる。

~中略~

県は、制度設計の詳細が決まり次第、県内で既に病児保育を運営している施設から実施者を募り、年度内に少なくとも1か所での開始を目指す。

また、記事によるとすでに送迎付き病児保育を実施している自治体もあるようです。

同様のサービスは、東京都板橋区が09年度から実施している。保育所から連絡を受けた保護者が利用を申請し、看護師がタクシーで園児を迎えに行く仕組みで、医師の診察を受けて預かり可能なら保育を行う。保護者は保育料のほか、タクシー代を支払う。2014年度は38件の利用があったという。

(ともに記事は坂下亨氏)

送迎付き病児保育、課題は?

東京都板橋区で実施例はあるものの、都道府県単位での実施例はまだのようで、さすが子育て先進国!福井県です。

記事によると国も補助金の充実を盛り込んでいるとのことなので、ほかの都道府県でも検討されているのかもしれません。

ちなみに、この事業の狙いは以下の通りです。

県子ども家庭課の岩壁明美課長は「本県は共働き率が高く、子育てしながら安心して働ける環境を整備していく。U・I ターン者のためにもきめ細かいサービスを提供していきたい。」と話している。

(同福井新聞より)

昨年夏の人口減対策戦略策定に向けた意見交換会の中で「送迎付き病児保育」の要望が出たことを受け、福井県が色々と施策を進めてくれているようです。非常にありがたいです。


ここからは私の個人的な感想になりますが、福井県は共働き率も多いですが、すでに送迎付き病児保育が実施されている東京都板橋区に比べて頼れる親族が近くにいる方が多いのも事実だと思います。

その中で、仕事と家庭の両立を目指すとはいえ、どこまでを仕事優先すべきか。そこについては賛否両論があるのではないかと思います。

また、おそらくすべての病児保育施設で送迎付きをするわけではないと思うので、福井県の中でも人口密集地での実施になってしまうのではないかと思います。そうなってしまっては事業の狙いが違ってきますから、将来的には県内のどこに住んでいても利用できなくては意味がないので将来を見据えた政策設計がなされることを期待しています。

一方で対応する施設側も、インフルエンザの流行期などは病児保育のスタッフさんが非常に忙しいと想定できます。そうなったときに予算は付くものの、実際の送迎人員(看護師さん)が確保できるのか?といった課題も当然あるでしょうから、それに対する具体的な対応がどうなされるのか気になるところです。

送迎付き病児保育のその後に注目!

私はパソコンインストラクターをしているのですが、講座中に保育園から「子供が熱を出した」という電話があった場合は、電話にすぐには出られませんので、休憩時間に留守番電話を確認し保育園に連絡、昼休みまでなんとか保育園に預かってもらっている状況です。そして昼休みに保育園→病児保育へダッシュ→仕事へ戻る(ぎりぎりセーフ!)という感じです。

確かに病児保育の送迎までしていただけるのであれば、とてもありがたいサービスだと思いますが、子供が病気で苦しんでいるのだから、なんとか少し無理をしても迎えには行ってやりたいというのが正直な気持ちです。

もちろん、遠方に出張している日などであればこんなありがたい制度はありません。

そういうことで、働くママやパパがこの事業についてどう思っていらっしゃるかご意見なども聞きたいと思っています。

今後、この事業がどうなっていくのか注目し、ほかの都道府県の働くママさんたちにも情報が発信できるようにしていく予定です。


※2016年11月から福井市の事業として、国と県からの補助を受け「病児保育施設送迎サービス事業」を始めることが決定しました。サービスの詳細は以下の通りです。

病児保育施設がある同市新保2丁目の福井愛育病院に事業を委託する。サービスの対象は市内在住で、市内の保育園、幼稚園、認定こども園に在籍している1歳以上の未就学児。事前に市子育て支援室に利用登録が必要となる。

利用したい場合は、保護者が同病院に連絡。看護師がタクシーで保育施設に駆け付け、園児を同病院に送り届ける。タクシー代は保護者の負担となる。利用申し込みが重なった場合は順次送迎する。11月から来年3月末までに25件程度の利用を見込んでいる。

(2016.8.23 福井新聞より抜粋)

2016年現在、福井市では病児保育は生後2か月児から小学校6年生まで利用できますが、今回の送迎付きの事業は「1歳以上の未就学児のみ」ということで、そこが少し気にかかります。

引き続き今後の動きに注目していきたいと思います。

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